【二字熟語】
判断
【読み方】
はんだん
【意味】
①物事の真偽・善悪などを見極め、それについて自分の考えを定めること。
②吉凶を見分けること。占い。
③論理学で、ある対象について何事かを断定する思考作用。また、その言語表現。普通は「sはpである」「sはpでない」という形式をとる。
【語源・由来】
「判」は「はっきり見分ける。」
「断」は「きっぱりと決める。」
【類義語】
決断、断定、結論、采配、判別
【対義語】
迷い
判断(はんだん)の使い方
健太くんの名前はお母さんが決めたの?
姓名判断をしてもらって、占い師がつけたんだって。
その割には運がわるいわよね。
きっとこれから運気が上昇していくんだよ。
判断(はんだん)の例文
- 健太くんの判断は正しいと思うよ。
- 景気の見通しについての政府の判断は少々甘かったようだ。
- 全てともこちゃんの判断に任せます。
- 被害者名を実名で発表するかどうかは、警察の判断に委ねられた。
- 正しい判断には、より多くの情報が必要なんだ。
「判断を仰ぐ」とは?
「判断」を用いた表現の一つに「判断を仰ぐ(はんだんをあおぐ)」があります。
「判断を仰ぐ」の「仰ぐ」とは、
①上を向く。上方を見る。あおむく。
②尊敬する。敬う。
③教え・援助などを求める。請う。
④あおむいてひと息に飲む。あおる。
という意味です。
「判断を仰ぐ」とは、判定をどうするか、教えを求めることをいいます。
【例文】
- 選挙で有権者に判断を仰ぐ。
- 専門医の診察を受け、手術が可能かどうか判断を仰ぐ。
- 困ったときは、専門家の判断を仰いだほうが賢明です。