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「本位」の意味と使い方や例文!「本位に復する」とは?(類義語)

【二字熟語】
本位

【読み方】
ほんい

【意味】
①判断や行動をするときの基本となるもの。
②貨幣制度の基準。
③もとの地位・位階。

【語源・由来】
「本」は「物事の根源。もと。」
「位」は「比べたり量ったりするときの基準。」

【類義語】
自分勝手、自己中心的、主体性

【対義語】
無関心

本位(ほんい)の使い方

健太
修学旅行の行き先は、生徒のアンケートで決めるらしいよ。
ともこ
なかなか生徒本位な学校ね。
健太
校則も緩いし、いい学校だよね。
ともこ
校則がない方が心が自由になる分、勉強に集中できる気がするわ。

本位(ほんい)の例文

  1. 興味本位であれこれ尋ねるのは失礼ですよ。
  2. 見映えじゃなくて、実用本位な机を探しています。
  3. 当店は、いつでもお客様本位です。
  4. 顧客本位の業務運営を推進する。
  5. 国民のために政策本位で与野党超えて連携していく所存です。

「本位に復する」とは?

本位」を用いた表現の一つに「本位に復する(ほんいにふくする)」があります。

本位に復する」の「復する」とは、「もとどおりになる。もとに戻る。また、もとどおりにする。」という意味です。

本位に復する」とは、もとの地位にもどるという意味です。

【例文】

  1. 今回の辞令で本位に復することになりました。
  2. 降格人事から一年、ようやく本位に復すことができました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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