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「妄言」の意味と使い方や例文!「妄言多謝」とは?(類義語)

【二字熟語】
妄言

【読み方】
もうげん

【意味】
①でまかせに言うことば。
②いつわりのことば。うそ。妄語。

【語源・由来】
「妄」は「でたらめ。いつわり。」

【類義語】
うそ、偽り、空言、妄語、出まかせ、出鱈目、虚構、根も葉もない

「妄言多謝」とは?

妄言」を用いた語に「妄言多謝(もうげんたしゃ)」があります。

妄言多謝」は「ぼうげんたしゃ」とも読み、「手紙などの末尾に添える、失礼をわびることば。自分勝手なことを述べたことをお許しください、の意。妄言多罪」という意味です。

手紙で自分の意見や思いを述べた後に、でたらめなことをいって申し訳ございませんという思いを込めて添える言葉です。

謙遜して用いられることが多い語です。

妄言(もうげん)の使い方

ともこ
健太くんが口にした数々の妄言を信じたわけじゃないけど、修学旅行が中止って本当なの?
健太
それは本当なんだよ。
ともこ
それはってことは、やっぱり他は嘘だったのね。
健太
はめられた。

妄言(もうげん)の例文

  1. 健太くんがUFOにさらわれたという私たちの言葉を警察官は妄言だと思っているようだった。
  2. こんな荒唐無稽な妄言を信じる人はいないだろう。
  3. 冷静になればすぐに妄言だということに気が付いたはずだ。
  4. ともこちゃんの妄言と言うことで片付けられてしまった。
  5. 妄言を放ったとして刑に処された。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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