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「御用」の意味と使い方や例文!「御用になる」とは?(類義語)

【二字熟語】
御用

【読み方】
ごよう

【意味】
①ある人を敬って、その用事・入用などをいう語。また、用事・入用などを丁寧にいう語。
②宮中・政府などの公の用務・用命。→御用達 (ごようたし)
③捕り手が官命で犯人を捕らえること。また、そのときのかけ声。転じて、警察につかまること。
④権力のある者にへつらい、自主性のない者を軽蔑していう語。
⑤「御用聞き」の略。

【語源・由来】
「御」は「敬意やていねいさを表す語。」
「用」は「やっておくべき仕事。」

【類義語】
御用達

御用(ごよう)の使い方

健太
このコメンテーターを最近よく見るね。
ともこ
御用学者のいうことなんて、政府に都合のよいことしか言わないから信用できないわ。
健太
この人、よく首相をかばう意見をいうもんね。
ともこ
もっと公平な意見を言えるコメンテーターを採用してほしいわ。

御用(ごよう)の例文

  1. 何の御用でしょうか。
  2. 御用だ。神妙にお縄につけ。
  3. 飲酒運転で御用になる。
  4. 御用を承ります。
  5. 御用組合だからあてにならない。

「御用になる」とは?

御用」を用いた表現に「御用になる」があります。

御用になる」とは、江戸時代、捕り手が犯罪者を捕らえること、その時のかけ声という意味です。

現代では、警察に捕まる意で使われます。

【例文】
・鼠小僧が御用になる