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「黙考」の意味と使い方や例文!「沈思黙考」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
黙考

【読み方】
もっこう

【意味】
沈黙して考えること。

【語源・由来】
沈黙して考える意。

【類義語】
熟考、思索

黙考(もっこう)の使い方

ともこ
健太くん。トイレが長いわよ。
健太
黙考していたんだ。
ともこ
他の場所で黙考してよ。誰もトイレに入れないじゃないの。
健太
ごめん。ごめん。集中しすぎて時間を気にしていなかったよ、

黙考(もっこう)の例文

  1. 健太くんが急に部屋のドアを開け、私の黙考は破られた。
  2. 健太くんは1時間ほど黙考していた。
  3. 黙考し、頭の中の考えを整理しまとめた。
  4. 彼は、数分黙考してから口を開いた。
  5. 黙考にふけっているようだからそっとしておくことにした。

「沈思黙考」とは?

黙考」を用いた表現の一つに「沈思黙考(ちんしもっこう)」があります。

沈思黙考」とは、黙って深く考えることという意味です。

【例文】

  1. 悩んだ時は、いつもこの木の下で沈思黙考している。
  2. 哲学的な問題について沈思黙考する。
  3. ひどく弱って、頭をかかえ、いよいよ腐って沈思黙考、地平は知らず、きょとんと部屋の窓の外(太宰治、喝采)