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「厄介」の意味と使い方や例文!「厄介になる」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
厄介

【読み方】
やっかい

【意味】
①他家に食客となること。
②江戸時代、家長の傍系親で被扶養者の称。
③面倒なこと。手数のかかること。迷惑なこと。

【語源・由来】
「厄会」の変化。

【類義語】
面倒、難儀、繁雑、苦労、不便、億劫、手こずる、迷惑

【対義語】
簡単、容易い、易易

厄介(やっかい)の使い方

健太
夏休みの宿題が終わらなくて、ともこちゃんには厄介をかけてしまったね。
ともこ
そう思うなら、来年からは計画的に宿題をしてね。
健太
来年から、タブレットで宿題を提出することになるらしいから、先生にしっかり管理されてさぼれないんだよ。
ともこ
タブレットだと、夏休みの初日に全部終わらせることもできなくなるのね。私にとっても厄介だわ。

厄介(やっかい)の例文

  1. 彼はいつも厄介事を持ち込む。
  2. 彼を厄介払いすることができてすっきりした。
  3. 離婚して出戻った私は厄介者扱いされている。
  4. 相当厄介な問題が起こっているようだ。
  5. 君にはいつも厄介をかけてすまないと思っている。

「厄介になる」とは?

厄介」を用いた表現の一つに「厄介になる」があります。

厄介になる」とは、面倒をみてもらう、世話になる、面倒になることをいいます。

【例文】

  1. 警察の厄介になることだけはやめてほしい。
  2. 国の厄介になるのはためらいがあると、助成金を申請しない人が少なくない。
  3. 最初は可愛がるが、厄介になるとペットを捨てる人がいる。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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