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「内助」の意味と使い方や例文!「内助の功」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
内助

【読み方】
ないじょ

【意味】
内部からする援助。特に、妻が夫の外での活躍を家の中にあって支えること。

【語源・由来】
「内」は「家庭。妻。」
「助」は「たすける。たすけ。」

【類義語】
内部の援助

【対義語】
外助、外援

内助(ないじょ)の使い方

ともこ
私のお父さんは、内助の功で出世したのよ。
健太
奥さんの支えのおかげで、仕事に集中することができるんだね。内助の功ってすごいね。僕の母さんはキャリアウーマンだから、父さんよりも出世しているよ。
ともこ
それもすごいわね。健太くんの家の大黒柱はお母さんなのね。
健太
そうなんだよ。だから、家事は主に僕と父さんの担当なんだよ。

内助(ないじょ)の例文

  1. また男子の働きは外部に現るるを誉とするも、女子の働きは内助にある。(新渡戸稲造、自警録)
  2. 妻の内助のおかげで、今の地位を得ることができた。
  3. 彼は内助の力を得て成功していった。
  4. 何とか自分の生活を立て直し、適当な内助者を得て、今よりも自然に静かな晩年に達したいと思うからです。(島崎藤村、再婚について)
  5. 内助功労賞は、時代遅れという意見から廃止されました。

「内助の功」とは?

内助」を用いた表現の一つに「内助の功(ないじょのこう)」があります。

内助の功」とは、「陰ながら援助する身内の功績。特に、夫の活躍を支える妻のはたらきについていう。」という意味です。

【例文】

  1. 彼は、妻の内助の功のおかげで出世しました。
  2. 彼女は、内助の功を尽くすよりは、自分も外で働きたいと考えるタイプです。
  3. 内助の功がなかったら、この家はもたなかっただろう。