【二字熟語】
流出
【読み方】
りゅうしゅつ
【意味】
流れて外に出ること。
【語源・由来】
流れ出る意。
【類義語】
放出、リーク、漏洩、喪失
【対義語】
流入
流出(りゅうしゅつ)の使い方
新幹線ができてから、人口流出が止まらないね。
このままでは過疎化が進む一方ね。
人が来たくなるような魅力ある町にしないといけないね。
手遅れになる前に策を考えないといけないわ。
流出(りゅうしゅつ)の例文
- 大雨の影響で線路下の土砂が流出した。
- タンカーから原油が流出して大惨事となった。
- 美術品の海外流出を食い止めたい。
- IDを乗っ取られ、LINEの文面が外部に流出してしまった。
- デジタルタトゥーといい、一度流出した画像は全てを消すことはできない。
「流出」と「漏洩」との違いは?
「流出」に似ている語に「漏洩(ろうえい)」があります。
「漏洩」とは、
①水などがもれること。水などをもらすこと。
②密事などがもれること。秘密をもらすこと。
という意味です。
「流出」も「漏洩」も、外に出てはいけないことが出てしまうことをいいます。
しかし「漏洩」は、密事などがもれることをいいます。
対して「流出」は、密事が外に出る意のほか、「頭脳の海外流出」のように、出てはいけないものが外に出る意で使う点が「漏洩」と違います。