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「了見」の意味と使い方や例文!「了見が狭い」とは?(類義語)

【二字熟語】
了見

「料簡」「了簡」とも書く。
【読み方】
りょうけん

【意味】
①考え。思案。また、気持ち。
②こらえること。がまんして許すこと。

【語源・由来】
古くは「料簡」が一般的。
「料」は「見当をつけてはかる。おしはかる。」
「簡」は「あれこれ思いはかる。」

【類義語】
思案、気持ち、所存、処置、対策

了見(りょうけん)の使い方

健太
目が覚めたら、僕が血だらけの包丁を握っていたんだ。
ともこ
あの殺人に使われた凶器?
健太
そうなんだ。でも、僕は無実だよ。
ともこ
真犯人は、健太くんに罪を着せようという了見なんでしょうね。

了見(りょうけん)の例文

  1. 私に一言もなしに立ち去るとはどういう了見か。
  2. そんな風に考えるとは、了見違いも甚だしいな。
  3. 健太くんは悪い了見を起こした。
  4. それは君の了見違いというものだ。
  5. そんな狭い了見で話しているわけではない。

「了見が狭い」とは?

了見」を用いた表現の一つに「了見が狭い(りょうけんがせまい)」があります。

了見が狭い」とは、考えが望まれる度量に欠けるさまをいいます。

【例文】

  1. 相手への理解を怠り排他的になるのは、了見が狭いからだ。
  2. 旦那さんの年収で序列を決めるような了見が狭いママ友とは、縁を切った方が良い。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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