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「離任」の意味と使い方や例文!「退任」「辞任」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
離任

【読み方】
りにん

【意味】
任務・任地から離れること。

【語源・由来】
「離」は「はなれる。はなす。へだてる。わかれる。かる。」「任」は「しごと。役目。役目につく。」

【類義語】
退任

【対義語】
着任

離任(りにん)の使い方

健太
今日は離任式だね。
ともこ
大好きな先生が異動になって残念だったわね。
健太
もっといい先生が異動してくるかもしれないって期待しているよ。
ともこ
そうね。前向きなのは良いことね。

離任(りにん)の例文

  1. 彼は国連大使を離任した後も貧困対策に引き続き取り組んだ。
  2. 委員離任後も随時、助言や指導を行いました。
  3. 官房長官を離任した。
  4. 離任した健太くんのあとに着任した。
  5. 離任が決まり、留任を請願した。

「離任」と「退任」や「辞任」の違いは?

離任」に似ている語に「退任」や「辞任」があります。

「離任」と「退任」の違い

退任」の意味は「任務を退くこと。」(例:退任の挨拶。)

自らの意思ではなく任務を退くことをいいます。

離任」は現在の任務や任地から離れることをいうので意味が異なります。

「離任」と「辞任」の違い

辞任」の意味は、任務を辞退すること。今まで従っていた職務を自分の意志でやめること。(例:社長を辞任すること。辞任に追い込まれる。)

辞任」は自らの意思で任務を退くこといい、現在の任務や任地から離れることをいう「離任」とは意味が異なります。