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「臨席」の意味と使い方や例文!「出席」「列席」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
臨席

【読み方】
りんせき

【意味】
その席にのぞむこと。出席。

【語源・由来】
「臨」は「のぞむ。」

【類義語】
出席、列席、顔出し

臨席(りんせき)の使い方

健太
卒業式に首相が臨席するんだって。
ともこ
へえ。すごいわね。
健太
異例だよね。なんでだろう。
ともこ
ご子息が卒業生にいるのかしらね。SPがたくさん来てものものしい卒業式になりそうね。

臨席(りんせき)の例文

  1. 臨席を仰ぎました。
  2. 臨席の栄をたまわりますようお願い申し上げます。
  3. 総理の臨席の下に開会式が行われた。
  4. 多数の皆様のご臨席に感謝します。
  5. 臨席者はみな、彼の受賞を喜んだ。

「臨席」と「出席」や「列席」の違いは?

臨席」に似た言葉に「出席」と「列席」があります。

出席」の意味は、授業や会合に出ること。
(例:出席をとる。ぜひご出席ください。)

列席」の意味は、その席につらなること。列座。
(例:祝典に列席する。披露宴に列席する。)

【三語の違い】

出席」・・・「参列」と同じ意味ですが、「出席」の方が日常で使われます。会合などに出ることをいいます。

列席」・・・主宰者側が使う語です。その席につらなることをいいます。

臨席」・・・「列席」と同じように主催者側が使う語です。意味は「出席」と同じですが、目上に人に対してだけ使われる点が異なります。

出席」は、主催者、参加者ともに使う語ですが主に日常会話で使われます。

ビジネスの場面では、「臨席」「列席」「参列」がふさわしいでしょう。