厳粛の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
厳粛
【読み方】
げんしゅく
【意味】
①おごそかで、心がひきしまるさま。厳格で静粛なこと。
②それを真剣に受け取らなければならないさま。厳として動かしがたいこと。
もう一つは、「これめっちゃ大事やから、真剣にちゃんと向き合わなアカンで」ということやな。まあ、すごく大切なことに、ちゃんと心を集中させなあかんってことやねんな。
【語源・由来】
「厳」は「きびしいこと」「粛」は「身をひきしめる、つつしむ」という意味。
このことから「厳格で静粛なこと」という意味。
【類義語】
厳か、厳めしい、重々しい、荘厳、尊厳
【対義語】
軽薄、享楽、浅薄
厳粛(げんしゅく)の解説
「厳粛」という言葉はね、二つの意味があるんだよ。
まず、一つ目の意味は、とってもおごそかで、心がしっかりと引き締まる感じのこと。これは、とても真面目で、静かで、厳しい感じのことを言うんだよ。例えば、学校で行われる入学式や卒業式が「厳粛に執り行われた」と言われるとき、それはその式がとても静かで、真面目な雰囲気で行われたってことなんだ。
二つ目の意味はね、何か大切なことを、本当に真剣に受け止めないといけない感じのこと。これは、そのことがとても重要で、動かすことができないような、大事な意味を持っているってことなんだよ。たとえば、「厳粛に受けとめる」とか「厳粛な事実」と言われるとき、それはその事実や状況をとても重要で、真剣に考えないといけないってことを意味しているんだ。
ちなみに、「厳粛」から派生した言葉に「げんしゅくさ」という名詞があるんだ。これは「厳粛」な感じ、つまり、とても真面目で、おごそかで、心が引き締まるような雰囲気や状態を表す言葉なんだよ。
だから、「厳粛」という言葉は、とても真面目で静かな雰囲気のことや、真剣に考えないといけない大切な事柄を表しているんだね。
厳粛(げんしゅく)の使い方
厳粛(げんしゅく)の例文
- 本件事象を厳粛に受け止め、執務態度の厳正をはかるよう指導徹底に努めます。
- 厳粛な雰囲気が感慨深く、身が引き締まる思いがした。
- フェーズが上がったということで大変厳粛に受け止めている。
- 厳粛な雰囲気の中祈りをささげた。
- 皆様から頂戴いたしましたご意見を厳粛に受け止め、事業を推進してまいります。
厳粛の文学作品などの用例
「厳粛な雰囲気」とは?
「厳粛」をニュースや新聞で見かける際、「厳粛な雰囲気」や「厳粛に受け止める」という表現が多いと思います。「厳粛な雰囲気」とは「真剣な態度をせずにはいられないその場の空気」です。
みんなが静かにして、真剣に何かを考えたり、感じたりしている時のことを言うんだ。
みんなでお行儀よくして、マジメにならなアカンときの空気や。静かにして、ゆっくりと大切なことを考えるんやね。
追悼礼拝や開会式、教会の礼拝堂などの空気やそこにいる人たちの間にある一般的な気分をいいます。
第二に、何かをとても真剣に受け止める必要がある状況、つまり、動かし難いほど真剣で重大な様子を指すんだ。