【二字熟語】
露命
【読み方】
ろめい
【意味】
露のようにはかない命。
【語源・由来】
露のような命の意。
【類義語】
はかない命
露命(ろめい)の使い方
空き缶を集めて露命を繋いでいる人たちがいるよね。
自転車で大量に缶を乗せて運んでいるわよね。
もうかるのかな。
命がけの運転をしている割にはもうからないと思うわ。
露命(ろめい)の例文
- 質屋で手に入れた5千円で、あと1か月露命を繋がねばならない。
- 野草を食べて露命を繋いだころがあった。
- それから二十年あまりも、なすこともなくひとの世話をうけつつ露命をつないできた。(滝沢馬琴、里見八犬伝)
- 昆虫を食して露命を繋ぐ時代はそう遠くない未来にやってくる。
- 卑劣漢どもは飽食暖衣しているが、正直な人々はパンの皮を食って露命をつないでいる。(チェーホフ、チェーホフ短編集)
「露命を繋ぐ」とは?
「露命」を用いた表現の一つに「露命を繋ぐ(ろめいをつなぐ)」があります。
「露命を繋ぐ」とは、「ほそぼそと命を保つ。また、貧苦のうちにほそぼそと生活していく。」という意味です。
【例文】
- 身体が弱いため、内職のわずかな収入で露命を繋ぐ。
- 露命を繋ぐような生活をしている子供たちが不憫でならない。