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「根本」の意味と使い方や例文!「根元」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
根本

【読み方】
こんぽん

【意味】
1⃣(名詞)
①草木の根。
②物事が成り立つそもそもの大本。
③元祖。ほんもと。根本(ねもと)。転じて、ものごとの重要な部分。
2⃣(副詞)
もともと。本来。

【語源・由来】
「本」は「物事のおおもと。おこり。はじまり。」

【類義語】
大本、基本、基礎

【対義語】
末節

根本(こんぽん)の使い方

ともこ
健太くん。どうしたの?
健太
彼女にかわいいかかわいくないかって聞かれたから、正直にかわいくないって答えたら殴られたんだ。
ともこ
健太くんは根本的に正直だもんね。
健太
嘘をつくことができないんだ。

根本(こんぽん)の例文

  1. 生活パターンを根本から変えないと悪化すると言われた。
  2. 教育問題への取組は根本に立ち返ることから始めるべきだ。
  3. 根本的に間違っていたと認めた。
  4. これまでの学説を根本から否定する。
  5. 健太くんは根本的に誤解している。

「根本」と「根元」の違いは?

根本」に似ている語に「根元(ねもと)」があります。

根元」は、
①根の部分。根のあたり。(例:柱が根から折れる。)
②基本となるところ。こんぽん。

という意味でほぼ「根本」と同じ意味です。

根本」と「根元」との違いは、「根本」の方が「本質的な部分」というニュアンスが強い点、副詞で「もともと。本来。」という意味で使われる点です。