【二字熟語】
語呂
「語路」とも書く。
【読み方】ごろ
【意味】
①言葉を発音した時のつづきぐあい。口調。
②語呂合わせの略。
【語源・由来】
「語」は「かたる。話す。」
「呂」は当て字。
【類義語】
口調
語呂(ごろ)の使い方
この芸人さんのネタは語呂が良いね。
語呂が良いとリズム感があって、記憶に残りやすいわよね。
記憶に残ると子供たちが真似をしやすくて、知名度が高まるよね。
知名度が高まるとテレビ出演が増えて人気者になるわね。
語呂(ごろ)の例文
- このキャッチコピーは語呂が悪いから作り直して。
- 元素周期表を語呂合わせで覚えた。
- ことわざや慣用句は、語呂が良いものが多い。
- 彼は或る盲目の女に此の破天荒の手術を試みたのである。接眼の材料は豚の目では語呂が悪いから兎の目と云う事にした。奇蹟が実現せられて、其の女は其の日から世界を杖で探る必要が無くなった。(太宰治、女人訓戒)
- もしそれが議論になるとすれば、それは語呂の論理の一つの例となるかどうかという点が問題になるだけであろう。(中谷宇吉郎、語呂の論理)
「語呂が良い」とは?
「語呂」を用いた表現の一つに「語呂が良い(ごろがいい)」があります。
「語呂が良い」とは、言葉を発音した時のつづきぐあいが良いという意味です。
【例文】
- 語路が良いからこの店名にしただけで深い意味はない。
- 「人の噂も七十五日」の「七十五日」は、語呂が良いことから使われている。