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「自認」の意味と使い方や例文!「自覚」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
自認

【読み方】
じにん

【意味】
自分で認めること。自分で是認すること。

【語源・由来】
自分で認める意。

【類義語】
自覚、自己認識

自認(じにん)の使い方

健太
ともこちゃんは図書館が好きだね。
ともこ
ローマ時代、知識があると自認していた人たちは図書館に足繫く通っていたそうよ。
健太
図書館は知識の宝庫だよね。
ともこ
あれだけの知識を無料で得ることができるのだから、図書館ってすごいのよ。

自認(じにん)の例文

  1. 新聞界は、メディア界のリーダーを自認している。
  2. 文学研究や創作活動には、作家であった両親の強い影響があると自認している。
  3. この作品は最高傑作だと自認する。
  4. この国を救ったのは自分の力だと自認している。
  5. 彼はアメリカ人だが、日本語を勉強し親日家を自認している。

「自認」と「自覚」の違いは?

自認」に似ている語に「自覚(じかく)」があります。

自覚」とは、
①自分の置かれている立場や自分の能力・使命などをはっきりと認識すること。
②自分で感じ取ること。

という意味です。

自認」は、自分で認めることをいいます。

対して「自覚」は、自分のあり方をわきまえていて、それにふさわしい言動をとるべきだという心構えがあることをいうので、似ていますが意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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