【二字熟語】
情事
【読み方】
じょうじ
【意味】
①ありのままの事柄。事情。
②男女間の情愛に関する事柄。いろごと。
【語源・由来】
「情」は「異性間の愛。」
「事」は「ことがら。できごと。」
【類義語】
色事、男女の関係
情事(じょうじ)の使い方
健太くん。浮気していたでしょう。
えっ。何にもしていないよ。
情事に耽っていた証拠があるのよ。
見られていたのかあ。
情事(じょうじ)の例文
- 彼らはともこちゃんの目の届かぬところで情事を重ねた。
- 彼は人妻との情事に溺れている。
- その俳優は週刊誌に書かれた情事を否定していたが、後に認めた。
- 万俵は、まるで相子との情事をたち聞きされたような不快な気持がした。(山崎豊子、華麗なる一族)
- 情事のために彼らはここに通っていたようだ。
「情事」と「事情」の違いは?
「情事」に似ている語に「事情(じじょう)」があります。
「事情」とは、「物事がある状態になった、細かな様子・わけ。ことの次第・ありさま。」という意味です。
「情事」も「事情」も、ありのままの事柄という同じ意味で使われます。
しかし「情事」には、男女間の情愛に関する事柄という意味がある点が「事情」と違います。