【二字熟語】
絶句
【読み方】
ぜっく
【意味】
①起承転結の四句から成る漢詩の一体。
②話の途中で言葉に詰まること。演劇の台詞や演説などで、中途でつかえて言句の出ないこと。
【語源・由来】
「絶」は「途中でたち切る。連続しているものや関係が切れる。」
「句」は「いくつかの単語が連なって、ある意味を表すもの。フレーズ。」
【類義語】
閉口、唖然、呆然、呆気
【対義語】
律詩
絶句(ぜっく)の使い方
健太くん。病院の検査結果はどうだった?
思わず絶句するような結果だったよ。
そんなに悪い結果だったの?
太りすぎだからもっと運動するようにって言われたんだ。
絶句(ぜっく)の例文
- そのニュースを聞いて絶句してしまった。
- 健太くんの部屋のあまりの汚さに絶句した。
- 講演の途中で絶句して、演壇に立ち尽くした。
- 医師から兄の病状を聞いて思わず絶句した。
- 名司会者が、番組中、衝撃のエピソードに絶句する場面があった。
悪い意味?「思わず絶句する」とは?
「絶句」は、非常な悲しみなどのために声をつまらせることをいいます。
なので悪い状況で使われることが多いです。
「思わず絶句する」とは?
「絶句」を用いた表現の一つに「思わず絶句する(おもわずぜっくする)」があります。
「思わず絶句する」の「思わず」とは、「そのつもりではないのに。考えもなく。無意識に。」という意味です。
「思わず絶句する」とは、そうしようと思ったわけではないのにしゃべれなくなったという意味です。
【例文】
- 子供のスマホの請求書を見て、その高い額に思わず絶句する。
- ともこちゃんの失礼な発言に思わず絶句した。