【二字熟語】
備忘
【読み方】
びぼう
【意味】
忘れた時の用意に備えること。
【語源・由来】
忘れた時のために備える意。
【類義語】
覚書、雑記
備忘(びぼう)の使い方
健太くんはブログを書いているのね。
備忘録を兼ねているんだよ。すぐ忘れてしまうからね。
日記を公開するみたいで嫌じゃないの?
知らない人から面白いと言ってもらえると嬉しいよ。日記は三日坊主になるけど、ブログは続けられそうだ。
備忘(びぼう)の例文
- 昨日読んだ書物の中から備忘のため抄録して、そのままに捨てて置いた紙片である。(夏目漱石、虞美人草)
- 僕には、備忘のために手帳を持つという習慣がない。
- ともこちゃんの真似をして備忘のためにメモを取る。
- 読書で得たことを備忘のためにtwtterにあげる。
- 考えがまとまると、チラシの裏などに備忘として書きつけた。
「備忘録」とは?
「備忘」を用いた表現の一つに「備忘録(びぼうろく)」があります。
「備忘録」とは、「忘れた時の用心に書き留めておくノート。手控え。忘備録。」という意味です。
【例文】
- AIボイスレコーダーは、録音した音声ファイルを文字で確認でき、会議の備忘録などに活用される。
- 僕は外来者の葬式を仕切る立場のものとして、それを備忘録に書きとめた。広島市内の長寿園は以前の川岸公園である。(井伏鱒二、黒い雨)