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「備忘」の意味と使い方や例文!「備忘録」とは?(類義語)

【二字熟語】
備忘

【読み方】
びぼう

【意味】
忘れた時の用意に備えること。

【語源・由来】
忘れた時のために備える意。

【類義語】
覚書、雑記

備忘(びぼう)の使い方

ともこ
健太くんはブログを書いているのね。
健太
備忘録を兼ねているんだよ。すぐ忘れてしまうからね。
ともこ
日記を公開するみたいで嫌じゃないの?
健太
知らない人から面白いと言ってもらえると嬉しいよ。日記は三日坊主になるけど、ブログは続けられそうだ。

備忘(びぼう)の例文

  1. 昨日読んだ書物の中から備忘のため抄録して、そのままに捨てて置いた紙片である。(夏目漱石、虞美人草)
  2. 僕には、備忘のために手帳を持つという習慣がない。
  3. ともこちゃんの真似をして備忘のためにメモを取る。
  4. 読書で得たことを備忘のためにtwtterにあげる。
  5. 考えがまとまると、チラシの裏などに備忘として書きつけた。

「備忘録」とは?

備忘」を用いた表現の一つに「備忘録(びぼうろく)」があります。

備忘録」とは、「忘れた時の用心に書き留めておくノート。手控え。忘備録。」という意味です。

【例文】

  1. AIボイスレコーダーは、録音した音声ファイルを文字で確認でき、会議の備忘録などに活用される。
  2. 僕は外来者の葬式を仕切る立場のものとして、それを備忘録に書きとめた。広島市内の長寿園は以前の川岸公園である。(井伏鱒二、黒い雨)