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胡座の読み方!「あぐら」と「こざ」正しいのは?

胡座の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「胡座」があります。

問題

Q「胡座」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

胡座の読み方
  1. 「あぐら」
  2. 「こざ」
  3. 「あぐら」と「こざ」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「胡座」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「胡座」の読み方は、「あぐら」?「こざ」?

読み方

胡座の正しい読み方は、「あぐら」「こざ」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「胡」の音読みには「コ」「ゴ」「ウ」があり、「座」の音読みには「ザ」があります。

胡座の読み方は「あぐら」「こざ」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「あぐら」と「こざ」の両方です。

「あぐら」と読む二字熟語には、他にも「胡床」「胡坐」がありますよ。

「胡座」の意味は、「あぐら」も「こざ」も同じ

意味

胡座の意味は「足を前に組んで楽に座ること、またはその座り方」です。

「胡座をかく」という言葉には、上記の座り方やその方法で座ることを表す場合と、比喩的に「既得権に安住して努力を怠ること」を意味する場合があります。

新明解国語辞典(第四版)の「あぐら」の項目には、「もと、『胡床』と書いて、椅子・床几などの座具を指した」とあります。

「胡」にはもともと「中国の北方・西方に住む異民族」の意味があり、「座」は「すわる」「すわる場所」を意味します。

胡座を用いた例文には「胡座をかいて座る」「のれんに胡座をかく」があります。

まとめ

まとめ
  • 胡座の読み方は、「あぐら」「こざ」のどちらも正しい。
  • 胡座は「足を前に組んで楽に座ること、またはその座り方」を意味する。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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