読み方で悩みやすい漢字の一つに、「日向」があります。
Q「日向」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
日向の読み方
- 「ひなた」
- 「ひゅうが」
- 「ひなた」と「ひゅうが」両方とも
このページでは、悩みやすい「日向」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「日向」の読み方は、「ひなた」?「ひゅうが」?
日向の正しい読み方は、「ひなた」「ひゅうが」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。
「日」の音読みには「ニチ」「ジツ」、訓読みには「ひ」「か」があります。また、「向」の音読みには「コウ」「キョウ」、訓読みには「む(く)」「む(こう)」などがありますが、漢字の読み方だけではよくわからないかもしれませんね。
日向の読み方は「ひなた」「ひゅうが」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。
正解は、③の「ひなた」と「ひゅうが」の両方です。
広辞苑には「ひなた」「ひゅうが」の両方の項目があります。ただし、「ひなた」と読む場合と「ひゅうが」と読む場合では、意味が違ってきます。
「日向」の意味は、「ひなた」と「ひゅうが」で違う!
「日」には「ひ」「太陽」などの意味があります。一方、「向」には「むく」「むかう」などの意味があります。
日向(ひなた)の意味は「日光のあっている所」です。「ひなた」は「日の方」の意味があります。
一方、日向(ひゅうが)の意味は「旧国名(主に今の宮崎県)」「宮崎県北部の市」です。「ひゅうが」は古くは「ひむか」であったとされます。
日向を用いた例文には「日向(ひなた)に出て暖まる」「日向(ひゅうが)灘の海の幸」があります。
まとめ
- 日向の読み方は、「ひなた」「ひゅうが」のどちらも正しい。
- 日向(ひなた)は「日光のあたる所」を意味する。
- 日向(ひゅうが)は「旧国名」「宮崎県北部の市」を意味する。