読み方で悩みやすい漢字の一つに、「垣根」があります。
Q「垣根」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
垣根の読み方
- 「かきね」
- 「えんこん」
- 「かきね」と「えんこん」両方とも
このページでは、悩みやすい「垣根」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「垣根」の読み方は、「かきね」?「えんこん」?
垣根の正しい読み方は、「かきね」「えんこん」どちらなのでしょうか。実際に読もうとすると難しいと感じるかもしれませんね。
「垣」の音読みには「エン」、音読みには「かき」があります。また「根」の音読みには「コン」、訓読みには「ね」があります。
しかし、垣根の読み方としては「かきね」が正しく、「えんこん」は間違いになります。
正解は、①の「かきね」です。
広辞苑には「かきね」の項目はありますが、「えんこん」はありません。
「垣根」の意味
垣根の意味は「自分の敷地とそれ以外の土地を隔てる仕切りや囲い」です。
新明解国語辞典(第四版)の「かきね」の項目には「『ね』は接辞」とあります。
そもそも「垣」には「屋敷などの外側の囲い」「かきね」の意味があります。その一方で、接尾語の「根」は「そのものがしっかり大地についている意」を表します。これらの漢字から、ただ仕切りがあるだけでなく、それが土地ついている様子も感じられそうですね。
垣根を用いた例文には「樹木で垣根をつくる」「垣根越しに話しをする」があります。
まとめ
- 垣根の読み方は「かきね」が正しい。
- 「えんこん」と読むのは間違い。
- 垣根は「敷地を隔てる仕切りや囲い」を意味する。