嫌悪の読み方！「けんあく」と「けんお」正しいのは？

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「嫌悪」があります。

Q「嫌悪」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか？

次の３択から選んでみて下さい。

嫌悪の読み方

このページでは、悩みやすい「嫌悪」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「嫌悪」の読み方は、「けんお」？「けんあく」？

嫌悪の正しい読み方は、「けんお」「けんあく」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「悪」の音読みには「アク」「オ」があるので、どちらも読めそうです。

しかし、嫌悪の読み方としては「けんお」が正しく、「けんあく」は間違いになります。

正解は、①の「けんお」です。

広辞苑には「けんお」の項目はありますが、「けんあく」はありません。

「けんあく」と読む熟語には「険悪」があります。意味は異なるものの、同じ「悪」がつく言葉なので間違いやすいのかもしれませんね。

嫌悪の意味は「にくみきらうこと」「不愉快におもうこと」「それを無くしてしまいたいほどひどくきらうこと」です。

「嫌」には「きらう」「いやがる」「にくむ」の意味があります。また、「悪」にも「にくむ」「いやがる」の意味があります。この二つの文字が重なっていることから、ひどくいやがる様子が感じられますね。

嫌悪を用いた例文には「嫌悪を催す」「自己嫌悪に陥る」「嫌悪感を抱く」があります。