読み方で悩みやすい漢字の一つに、「生姜」があります。
Q「生姜」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
生姜の読み方
- 「しょうが」
- 「しょうきょう」
- 「しょうが」と「しょうきょう」両方とも
このページでは、悩みやすい「生姜」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「生姜」の読み方は、「しょうが」?「しょうきょう」?
生姜の正しい読み方は、「しょうが」「しょうきょう」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。
「生」の音読みには「セイ」「ショウ」があり、「姜」の訓読みには「キョウ」があります。
生姜の読み方は「しょうが」「しょうきょう」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。
正解は、③の「しょうが」と「しょうきょう」の両方です。
広辞苑には「しょうが」「しょうきょう」の両方の項目があります。また、「しょうが」には「生薑」「生姜」「薑」の表記があり、「しょうきょう」には「生薑」「生姜」の表記があります。
生姜の「姜」の漢字は「薑」と同じ音であることから代用されたものとされます。
生姜は「しょうが」と読む場合と「しょうきょう」と読む場合で、意味が少し違ってきます。
「生姜」の意味は、「しょうが」と「しょうきょう」で違う!
「生」には「はえる」「いきる」などの意味があります。一方、「姜」には「はじかみ」「しょうが」の意味があります。
生姜(しょうが)の意味は「辛みが強い根を食用・香辛料とするショウガ科の多年草」です。
一方、生姜(しょうきょう)の意味は「ショウガの根を乾燥させた生薬」です。
生姜を用いた例文には「薬味に生姜を添える」「生姜(しょうきょう)を配合した漢方薬」があります。
まとめ
- 生姜の読み方は、「しょうが」「しょうきょう」のどちらも正しい。
- 生姜(しょうが)は「辛みが強い根をもつショウガ科の多年草」を意味する。
- 生姜(しょうきょう)は「ショウガの根を乾燥させた生薬」を意味する。