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白粉の読み方!「おしろい」と「はくふん」正しいのは?

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「白粉」があります。

問題

Q「白粉」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

白粉の読み方
  1. 「おしろい」
  2. 「はくふん」
  3. 「おしろい」と「はくふん」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「白粉」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「白粉」の読み方は、「おしろい」?「はくふん」?

読み方

 

白粉の正しい読み方は、「おしろい」「はくふん」どちらなのでしょうか。漢字を見ただけでは、どう読んだらいいのか悩んでしまうかもしれませんね。

「白」の音読みには「ハク」「ビャク」があり、「粉」の音読みには「フン」があります。

白粉の読み方は「おしろい」「はくふん」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「おしろい」と「はくふん」の両方です。

広辞苑には「おしろい」「はくふん」の両方の項目があります。しかし、その意味には少し違った部分があります。

「白粉」の意味は、「おしろい」と「はくふん」で違う!

意味

白粉(おしろい)の意味は「化粧に用いる白い粉」や「オシロイバナのこと」です。
一方、白粉(はくふん)の意味は「白い粉」や「おしろい」です。

「白」には「しろい」の意味があり、「粉」には「こな」「おしろい」の意味があります。漢字の意味のとおり、白い粉を表す言葉ですが、「おしろい」には化粧の用途のない白い粉の意味はありません。

白粉を用いた例文には「白粉(おしろい)をはたく」「チョークからはがれた白粉(はくふん)が黒板で文字になる」があります。

まとめ

まとめ
  • 白粉の読み方は、「おしろい」「はくふん」のどちらも正しい。
  • 白粉(おしろい)は「化粧に用いる白い粉」や「オシロイバナ」を意味する。
  • 白粉(はくふん)は「白い粉」や「おしろい」を意味する。