読み方で悩みやすい漢字の一つに、「土筆」があります。
Q「土筆」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
土筆の読み方
- 「つくし」
- 「どひつ」
- 「つくし」と「どひつ」両方とも
このページでは、悩みやすい「土筆」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「土筆」の読み方は、「つくし」?「どひつ」?
土筆の正しい読み方は、「つくし」「どひつ」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。
「土」の音読みには「ド」「ト」、訓読みには「つち」があります。また、「筆」の音読みには「ヒツ」、訓読みには「ふで」があります。
現在では、土筆の読み方として「つくし」「どひつ」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。
正解は、③の「つくし」と「どひつ」の両方です。
広辞苑には「つくし」「どひつ」の両方の項目がありますが、一般的には「つくし」と読むことの多い熟語です。また、「つくし」と読む場合と「どひつ」と読む場合では少し意味が違ってきます。
「土筆」の意味は、「つくし」と「どひつ」で違う!
「土」には「つち」「地面」などの意味があります。一方、「筆」には「ふで」「書く」などの意味があります。
土筆(つくし)の意味は「スギナの地下茎から出る胞子茎で、筆の形をしているもの。つくしんぼ」です。
一方、土筆(どひつ)の意味は「つくし」または「下絵を描く際に使う焼筆のこと」です。
土筆を用いた例文には「土手に土筆(つくし)が生える」「土筆(つくし)ん坊」があります。
まとめ
- 土筆の読み方は、「つくし」「どひつ」のどちらも正しい。
- 土筆(つくし)は「スギナの地下茎から出る胞子茎」を意味する。
- 土筆(どひつ)は「つくし」または「焼筆」を意味する。