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名残の読み方!「なごり」と「めいざん」正しいのは?

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「名残」があります。

問題

Q「名残」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

名残の読み方
  1. 「なごり」
  2. 「めいざん」
  3. 「なごり」と「めいざん」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「名残」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「名残」の読み方は、「なごり」?「めいざん」?

読み方

 

名残の正しい読み方は、「なごり」「めいざん」どちらなのでしょうか。実際に読もうとすると難しい言葉かもしれませんね。

「名」の音読みには「メイ」「ミョウ」、訓読みには「な」があります。また、「残」の音読みには「ザン」、訓読みには「のこ(る)」「のこ(す)」があります。

名残の読み方としては「なごり」が正しく、「めいざん」は間違いになります。

正解は、①の「なごり」です。

広辞苑には「なごり」の項目はありますが、「めいざん」はありません。「なごり」の表記としては「名残」に加えて「余波」が記されており、「ナミ(波)ノコリ(残)の約という」とあります。

「名残」の意味

意味

名残の意味は「物事が過ぎ去ったあとに、なおその気配や影響がのこること」「特に人との別れを惜しむ気持ち」「もれ残ること」「別れること」「子孫」「名残の折の略」です。

名残を用いた例文には「名残を惜しむ」があります。

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まとめ

まとめ
  • 名残の読み方は「なごり」が正しい。
  • 「めいざん」と読むのは間違い。
  • 名残は「気配や影響がのこること」「別れを惜しむ気持ち」を意味する。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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