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「不躾」の意味と使い方や例文!「不躾なお願い」とは?(類義語)

【二字熟語】
不躾

【読み方】
ぶしつけ

【意味】
礼儀作法をわきまえないこと。無作法。無礼。

【語源・由来】
「躾」は「しつけ。身だしなみ。」

【類義語】
無作法、無礼

「不躾なお願い」とは?

不躾」は、ビジネスの場面で「不躾なお願い」という形で使われます。

不躾なお願い」とは「無礼なお願い、失礼なお願い」という意味で、目上の人に何かお願いをするときに使われます。

不躾なお願い」は、相手にとって急なお願いや手間がかかるものをいうため、続く言葉は丁寧なものである必要があります。主に使われるのは「不躾なお願いではございますが~」という言い方や「不躾なお願いで申し訳ありません。」という謝罪が伴う形です。

不躾」を使って丁寧にお願いをしても、一方的にお願いすることに変わりはありません。失礼のない会話を心がけましょう。

不躾(ぶしつけ)の使い方

健太
さっき、知らない人に不躾にじろじろ見られたんだよ。
ともこ
私には理由が分かるわ。
健太
何でなの?
ともこ
顔にケチャップが付いているからよ。

不躾(ぶしつけ)の例文

  1. 不躾に物をたずねる。
  2. 不躾ながらお願い申し上げます。
  3. 大変不躾なことを申し上げて恐縮に存じます。
  4. 不躾な質問ですみませんが、お年をうかがってもよろしいでしょうか。
  5. 不躾ですが、どちらへ行かれるんですか。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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