「俯瞰」の意味と使い方や例文！「俯瞰的」とは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
俯瞰

【読み方】
ふかん

【意味】
高い所から見おろすこと。全体を上から見ること。鳥瞰。

【語源・由来】
「俯」は「ふせる。ふす。うつむく。」
「瞰」は「みる。みおろす。ながめる。のぞむ。」

【類義語】
鳥瞰（ちょうかん）

【対義語】
仰望、仰視

「俯瞰的」とは？

「俯瞰」を用いた語に「俯瞰的」があります。

「俯瞰的」は「高いところから見下ろすように物事をみる。広い視野、または客観的な視点で物事を見る」という意味です。

【例文】

1. お芝居をしているときは、特に物事を俯瞰的に見るように意識しています。
2. 経営者には俯瞰的かつピンポイントな視点が必要です。
3. 俯瞰的なまなざしと実際の経験がある作家は素晴らしい作品を書く。

俯瞰（ふかん）の使い方

どうすればサッカーの試合で勝てるかな。

試合を俯瞰するといいらしいわよ。

試合を見おろしているイメージを持つんだね。

そうすれば試合全体をコントロールできるようになるわよ。

俯瞰（ふかん）の例文

1. 丘から町を俯瞰する。
2. 飛行機が発明されてから、人はあらゆるところを俯瞰できるようになった。
3. 部屋を上から俯瞰すると違って見える。
4. ともこちゃんは、世の中を俯瞰してみている。
5. 規模が大きなプロジェクトにおいて、システム全体を俯瞰する際にコンポーネント図は有用です。