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「足労」の意味と使い方や例文!「ご足労」と「お手数」の違いは?(語源由来)

【二字熟語】
足労

【読み方】
そくろう

【意味】
人に足をはこばせること。

【語源・由来】
足を疲れさせる意から。

足労(そくろう)の使い方

健太
お客様のお茶菓子だけ豪華だね。
ともこ
足労いただくわけだから当然よ。
健太
うらやましいな。
ともこ
お客様のお菓子によだれをたらさないでよ。

足労(そくろう)の例文

  1. 本日は弊社までご足労いただき恐縮です。
  2. 足労をわずらわす。
  3. 何度か足労をお願いすることになるかもしれません。
  4. お話したいことがありますので、足労願いたいと言われた。
  5. これはあなたにしか頼めないと思って足労願ったわけです。

「ご足労」と「お手数」の違いは?

足労」は接頭語「」を冠して「ご足労」という丁寧な表現で使われることが多いです。

その「ご足労」に似た意味の言葉に「お手数(てすう)」があります。

お手数」は、
①それに施すべき手段の数。てすう。
②その物事または他人のために特に力を尽くすこと。骨折り。めんどう。(例:お手数をかけます。)
③ボクシングで、パンチを繰り返す回数。
という意味です。

【両語】の違い

ご足労」・・・足を使って来てもらうこと。
お手数」・・・手を使って何かをしてもらうこと。

ご足労」は「」を使って「来る」、「お手数」は「」を使って「する」という違いがありますが、どちらも「面倒をおかけしてすみません」という謝罪の意味が込められています。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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