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「特化」の意味と使い方や例文!「専門」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
特化

【読み方】
とっか

【意味】
ある特定の部分に重点を置くこと。業務内容を限定し、専門化すること。

【語源・由来】
「特」は「他と異なってそれ一つだけのさま。それだけ目立って著しいさま。」
「化」は「前と違った姿・状態になる。」

【類義語】
独特、ニッチ

【対義語】
一般化

特化(とっか)の使い方

ともこ
最近、ダニが多くて困っているの。
健太
このハンディークリーナーを使うと良いよ。
ともこ
小さな掃除機ね。これでダニを吸い取るの?
健太
布団のダニや埃を吸い取るように特化された掃除機だから、ぐいぐい吸い取るよ。

特化(とっか)の例文

  1. 環境問題に特化して議論を行う機会を設けよう。
  2. 専門分野に特化することで、企業として生き延びよう。
  3. この店は、映えることに特化した商品を開発、販売しています。
  4. 彼は、ゴールを奪うことに特化した選手で、ディフェンスやアシストは得意ではない。
  5. 収益の出たジャンルに特化していく方針です。

「特化」と「専門」の違いは?

特化」に似ている語に「専門(せんもん)」があります。

専門」とは、
①限られた分野の学問や職業にもっぱら従事すること。また、その学問や職業。
②もっぱら関心を向けている事柄。

という意味です。

特化」は、業務内容を限定し、「専門」化することをいいます。

なので、「特化」には「専門」の意味がありますが、「専門」化することをいうので使い方が違います。