【二字熟語】
考慮
【読み方】
こうりょ
【意味】
(どうしたらいいかについて)判断を誤らないようによく考えること。
【語源・由来】
「慮」は「おもんぱかる。思いめぐらす。考える。」
【類義語】
勘案、考察
考慮(こうりょ)の使い方
みんなで話し合ったけれども、なかなかいい案がでなかったね。
健太くんが最後に言った案は考慮に値するものだったわよ。
本当?
ええ。もう少し具体的に計画を練って再提案してみましょう。
考慮(こうりょ)の例文
- 年齢を考慮させていただきます。
- 相手の立場を考慮する。
- 深い考慮が払われる。
- 考慮の余地はない。
- ともこちゃんの希望を考慮に入れた。
「考慮」と「配慮」の違いは?
「考慮」に似た語に「配慮(はいりょ)」があります。
「配慮」は、「心をくばること。心づかい。」という意味です。(例:慎重な配慮。配慮に欠ける。当人の気持を配慮する。)
【両語の違い】
「考慮」・・・行う前に色々と考えること。
「配慮」・・・相手のことを思いやり気にかけること。
「考慮」は「考」の「考える」という意味から、考えることを表す言葉で、「配慮」は「配」の「注意を行き届かせる。」という意味から、相手を気にかけることを表す言葉であるという違いがあります。