大仰の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
大仰
「大業」とも書く。
【読み方】
おおぎょう
【意味】
①大げさなこと。また、そのさま。誇大。
②規模や計画の大きいこと。また、そのさま。
なるほどな。それは、「物事を大げさに言う」または「規模が大きい」ことを表す言葉やな。
つまり、一つはちょっとオーバーに表現することやな。もう一つは、すごく大きな計画や事業のことを指してるんやな。なかなか使い方に工夫が要る言葉やな。
【語源・由来】
「仰」は「あおぐ。あがめる。うやまう。」
【類義語】
誇大、大層
【対義語】
ささやか、控えめ
大仰(おおぎょう)の解説
カンタン!解説
「大仰」っていう言葉は、主に二つの意味があるんだ。
1つ目は、何かを大げさに表現すること、またはその様子を指すことだよ。例えば、「大仰な言い方」っていう表現は、普通よりも大げさに何かを説明したり表現したりする様子を指しているんだ。
2つ目の意味は、規模や計画が大きいこと、またはその様子を指すことだよ。例えば、「万事大仰になりて金銀を惜しまず」〈浮・禁短気・六〉という文は、すべての事が大きな規模になり、お金を気にせずに何事も行っているという意味になるんだ。
だから、「大仰」っていう言葉は、何かが大げさであるか、規模が大きいことを表すときに使うんだね。
大仰(おおぎょう)の使い方
うわああああ。
声をかけただけなのに、そんな大仰に驚かなくてもいいじゃない。
本当に驚いたんだよ。心臓が止まるかと思ったよ。
生きてるってことは止まらなかったのね。よかった、
大仰(おおぎょう)の例文
- 大仰な悲鳴の割に擦り傷だった。
- そんなに大仰なものではなく簡単な式典にしたい。
- ささいなことも大仰なものに感じられるときがある。
- ともこちゃんは、大仰に溜息をついてみせた。
- 部下への注意は決して大仰ではなかった筈ですが、パワハラで訴えられました。
大仰の文学作品などの用例
読み方「たいぎょう」は間違い?
「大仰」は「おおぎょう」と読みます。
「大」は「大会(たいかい)」のように「たい」と読むことがあります。
そのため「たいぎょう」と読む人がいますが間違いです。
二つ目は、規模や計画が大きいことを指しているんだ。