虚飾の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
虚飾
【読み方】
きょしょく
【意味】
外見ばかりを飾ること。みえ。
外見だけバッチリしてても、中の人は大したことない、ってこと。これは、人は見た目じゃなく、中身が大事やってことを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
「虚」は「うわべだけの。実がない。うそ。」
「飾」は「かざる。きれいにする。」
【類義語】
飾り、装飾、修飾、文飾、粉飾
【対義語】
実像
虚飾(きょしょく)の解説
「虚飾」という言葉は、外見や表面的なものだけをきれいに飾ることを意味しているんだよ。
例えば、「虚飾に満ちた生活」という言葉は、実際の中身や本質よりも、見た目や他人の目を気にして、表面的にだけ豪華に見せるような生活を指しているんだ。つまり、中身がなくても見栄を張ることが重視されるような生活様式や価値観を持つことを表現しているんだね。
また、「虚飾を好む」というのは、人が表面的なものや見た目にこだわり、本当の中身や本質よりも外見を重視する傾向があることを示しているんだ。つまり、その人は他人からどう見られるか、周りの評価をとても気にする性格なんだろうね。
だから、「虚飾」という言葉は、本当の中身や価値を無視して、外見や他人の評価を気にして行動することや、そういった考えを持つ人々の態度を表しているんだね。
虚飾(きょしょく)の使い方
虚飾(きょしょく)の例文
- 虚飾に満ちた生活を送っている。
- 嘘と虚飾にまみれた内容だ。
- 本物の画家は虚飾を見抜いて真実を描きだす。
- インスタの写真は盛られていて虚飾にあふれている。
- 虚飾を脱ぎ捨てて、自分らしくありのままに生きることにした。
虚飾の文学作品などの用例
「虚飾」と「粉飾」の違いを解説
「虚飾」に似ている言葉に「粉飾」があります。
「粉飾」は身なりをかざること。
という意味です。
「虚飾」も「粉飾」も、うわべを飾るという意味です。
一方、「粉飾」は2つの意味があって、一つは物や事柄の表面だけを立派に見せかけること、もう一つは文字通りの化粧を意味するんだ。
そして、「粉飾」は、一つは物事の外見だけちゃんとして見せかけることやろ?もう一つは、リアルに化粧で顔を飾ることやな。お化粧できれいになるみたいな。似てるけど、ちょっとずつ違うんやな。
しかし、「虚飾」は「中身がないものを飾る」という意味であるのに対して、「粉飾」は「悪い内容を見せないようにするために飾る」という意味で使われます。