【二字熟語】
馬齢
【読み方】
ばれい
【意味】
①馬の年齢。
②自分の年齢を謙遜していう語。犬馬の齢 (よわい) 。
【語源・由来】
馬の年齢という意味。
【類義語】
犬馬の齢
馬齢(ばれい)の使い方
おじいちゃんが85歳になったんだよ。
元気だから、人生まだまだこれからね。
無為に馬齢を重ねてきてしまって恥ずかしいっていっていたよ。
健太くんのおじいちゃんは努力家で物知りで、無為な人生じゃないのにね。
馬齢(ばれい)の例文
- 馬齢を重ねてきただけなので、とてもそんな大役は引き受けられません。
- 馬齢を重ねている内に、少しは世間のことが分かるようになりました。
- 私も馬齢を加えてそろそろ引退の潮時となりました。
- いたずらに馬齢を重ねただけなんだから、喜寿のお祝いなんていらないよ。
- 馬齢を重ねてきただけなので、尊敬されるような人間ではありません。
「馬齢を重ねる」とは?他人に使うのは失礼!
「馬齢」は、「馬齢を重ねる」という表現で使われることが多いです。
「馬齢を重ねる」とは、これといったこともしないでむだに年を重ねる。ただ年をとる。
という意味です。
「むなしく馬齢を重ねる。」「僕などいたずらに馬齢を重ねてきただけだよ。」というように、年を取ることをへりくだって、また、自嘲していう語です。
「馬齢を重ねる」は自分の年齢を謙遜していう言葉なので、他人が年を重ねることに対して使うのは失礼にあたります。