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「疎遠」の意味と使い方や例文!「絶縁」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
疎遠

【読み方】
そえん

【意味】
遠ざかって関係が薄いこと。音信や訪問が久しく途絶えていること。また、そのさま。

【語源・由来】
「疎」は「人と人との関係にすきまがある。親しくしない。うとい。」
「遠」は「とおざける。とおざかる。」

【類義語】
縁遠い、希薄、疎、冷える、遠ざかる

【対義語】
親密、親近、昵懇

疎遠(そえん)の使い方

健太
幼稚園の友達とは疎遠になってしまったなあ。
ともこ
みんな違う小学校に行くもんね。
健太
すれ違ってもわからないだろうな。
ともこ
みんな大きく成長しているからね。

疎遠(そえん)の例文

  1. 平素の疎遠をわびる。
  2. 今では疎遠な間柄なので連絡先は分かりません。
  3. 詐欺師が、疎遠になっている家族の名をかたって電話をかけてきた。
  4. 古い友とは疎遠になった。
  5. 次第に疎遠になっていった。

「疎遠」と「絶縁」の違いは?

疎遠」に似ている語に「絶縁」があります。

絶縁」は
①関係を絶つこと。縁を絶ち切ること。(例:親類と絶縁する。)
②導体の間に絶縁体を入れて、電気や熱の伝導を絶つこと。(例:絶縁物)

という意味です。

疎遠」は意図せずして関係が薄くなることをいいます。対して、「絶縁」は意図的に関係を絶つことをいい、意味が異なります。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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