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「筆舌」の意味と使い方や例文!「筆舌に尽くし難い」とは?

【二字熟語】
筆舌

【読み方】
ひつぜつ

【意味】
文章に書くことと、口で言うこと。文章と言葉。

【語源・由来】
「筆」は「文字や絵をかくこと。ふでをとって書いたもの。」
「舌」は「ことば。」

筆舌(ひつぜつ)の使い方

ともこ
健太くん、悲しそうね。
健太
筆舌を超越した悲しみだよ。
ともこ
失恋して残念だったわね。
健太
さらに悲しくなるからその話はもうやめて。

筆舌(ひつぜつ)の例文

  1. 紅葉に彩られた渓谷の美しさは筆舌に尽くし難い。
  2. 筆舌に尽くし難い挫折を味わった。
  3. 神戸の夜景は筆舌に尽くし難い美しさだ。
  4. どんな人かと聞かれても、ともこちゃんの魅力は筆舌に尽くし難い。
  5. この口惜しさは筆舌に尽くし難い。

「筆舌に尽くし難い」とは?

筆舌」を使った語に「筆舌に尽くし難い」があります。

筆舌に尽くし難い」とは、文章やことばでは十分に表現することができない

という意味です。

筆舌に尽くし難い」は、「筆舌に尽くし難いすばらしい芸術品。」「筆舌に尽くし難い苦しみの連続を味わった。」というように、好ましいことにも好ましくないことにも、その程度がはなはだしい様にいいます。

【類義語】

  • 筆紙に尽くし難い
  • 何も言えない
  • 言葉にならない
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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