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「打擲」の意味と使い方や例文!「殴打」との違いは?(語源由来・類義語・対義語)

【二字熟語】
打擲

【読み方】
ちょうちゃく

【意味】
打ちたたくこと。なぐること。

【語源・由来】
「打」は「うつ。」
「擲」は「なぐる。」

【類義語】
パンチ、殴打、袋叩き

打擲(ちょうちゃく)の使い方

健太
学校での暴力がニュースになるようになってから、先生に打擲されることが減ったね。
ともこ
人間には言葉があるんだから、打擲ではなく言葉で解決したいわよね。
健太
暴力で解決するのは動物だよね。
ともこ
インターネットのおかげで頭でっかちな生徒が増えて、先生はイライラすることが多いだろうけど、平和的解決を図りたいわよね。

打擲(ちょうちゃく)の例文

  1. このまま打擲が続いたら、健太くんの命が危ない。
  2. 藁人形や人形を打擲して大統領を呪ったとして男性が逮捕された。
  3. 子供を打擲する現場を見るのは嫌なものだ。
  4. 上司に意見したことに対する打擲を覚悟し、身を硬くした。
  5. しばらく我慢したが、打擲が止む気配がなかった。

「打擲」と「殴打」の違いは?

打擲」に似ている語に「殴打(おうだ)」があります。

殴打」とは、「たたきうつこと。なぐること。」という意味です。

打擲」も「殴打」も、人をなぐる、たたくことをいい、ほぼ同じ意味です。