既出の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
既出
【読み方】
きしゅつ
【意味】
すでに示されていること。
「既出」というのは、その情報や内容がすでに出てきたこと、すでに示されていることを指す言葉なんだよ。
なるほど!つまり、簡単に言うなら「もう言われてること」やな。
既に出てきた情報や話題ってことやねんな。それを繰り返し言う必要ないってことやな。
【語源・由来】
「既」は「すでに。」
「出」は「でる。外にでる。だす。外へだす。」
【類義語】
前述、既存、前陳
【対義語】
新出、未出
既出(きしゅつ)の解説
カンタン!解説
「既出」という言葉は、何かがすでに示されていたり、出てきたりしていることを表す言葉なんだよ。
例えば、ある情報やデータ、物などがすでに一度出てきて、それが再び現れるときに「既出」という言葉を使うんだ。この言葉は、特に書籍や資料、テストの問題などでよく使われるよ。
「既出の英単語」というのは、たとえば英語のテスト勉強をしているときに、過去のテストや授業で出題された単語が再び出てきたときのことを指すんだ。この「既出」という言葉を使うことで、その単語は初めて見るものではないということがすぐに分かるようになるんだよね。
また、「既出のアイディア」という場合、これは例えば会議などでアイディアを出し合っている最中に、以前にも同じアイディアが出されたことを示す時に使われる言葉だよ。これによって、同じアイディアが重複して提案されるのを避けたり、先に出たアイディアをもう一度考慮する際に役立つんだ。
だから、「既出」という言葉は、何かが前にも出てきた、もう一度示されていることを伝えているんだね。
既出(きしゅつ)の使い方
うさぎ。
ぎ、ぎ、ぎゅうにゅう。
だめよ。ぎゅうにゅうは既出したわ。
もう出たか。「ぎ」から始まる言葉が思いつかないよ。
既出(きしゅつ)の例文
- 既出のように、取り扱いには注意が必要です。
- 既出問題集の各項目別の成績を見ることができ便利です。
- 前回の会議で既出かもしれないが、もう一度話し合っておく。
- 既出している作品はダメです。
- 健太くんの作文が自分の既出の作文に酷似していることに気付いた。
読み方は「きしゅつ」?「がいしゅつ」?
「既出」は「きしゅつ」と読みます。
「既出」の「既」は、「すで(に)」「き」と読むことができます。しかし、「がい」と読むことはできません。なので、「既出」を「がいしゅつ」と読むのは間違いです。
間違えられることが多いのですが、これは「既出」の「既」という漢字が「概(がい)」という漢字に似ていることから混同したものと考えられます。