【二字熟語】
存外
【読み方】
ぞんがい
【意味】
物事の程度などが予想と異なること。また、そのさま。案外。副詞的にも用いる。
【語源・由来】
「存」は「思う。心得る。」
「外」は「一定の枠・意向などからはずれること。」
【類義語】
想定外、意外
【対義語】
案の定
存外(ぞんがい)の使い方
今日は存外寒いね。
手袋を持ってくればよかったわ。
油断してしまったね。
もう冬ね。
存外(ぞんがい)の例文
- 存外難しいものだ。
- 存外の成果をあげる。
- やってみたら存外やさしかった。
- 自分が知らないだけでそう言う人は存外多いのかもしれない。
- ともこちゃんは存外腹を立てていないようだった。
「存外のご無沙汰」とは?
「存外」は、「存外のご無沙汰」という表現で使われます。
「存外のご無沙汰」の「ご無沙汰」は「相手を敬って、その人への「無沙汰」をいう語。あなたさまへの無沙汰の意。長らく訪ねなかったり、便りをしないままでいたりすること。また、それをわびるあいさつに用いる語。」という意味です。
「存外のご無沙汰」は、思いの外、便りや訪問をしないままでいたことという意味です。
主に無沙汰を謝罪するあいさつとして用いられます。