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「突飛」の意味と使い方や例文!「突飛な考え」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
突飛

【読み方】
とっぴ

【意味】
並み外れて風変わりなさま。また、あまりにも思いがけないさま。奇抜。

【語源・由来】
元、主人から咎めを受ける意の「突鼻」からか。

【類義語】
奇抜、風変わり、奇想天外、意外

【対義語】
常識的、平凡

突飛(とっぴ)の使い方

ともこ
原宿は、突飛な服装をした若者でいっぱいね。
健太
普通の格好の僕たちが浮いて見えるよ。
ともこ
せっかくだから、突飛な服を買って着替えて歩きましょうか。
健太
それも楽しそうだ。

突飛(とっぴ)の例文

  1. 犯人がね、その突飛千万な思いつきを試験するために使用したものだよ。(江戸川乱歩、江戸川乱歩全短編2)
  2. 彼は、突飛な発想でも真剣に聞いてくれる。
  3. 健太くんは、しばしば突飛な行動を見せる。
  4. それは、およそ僕には考えもつかないほど突飛なものだった。
  5. その企画は、思ったよりも突飛ではないと気付いた。

「突飛な考え」とは?

突飛」を用いた表現の一つに「突飛な考え(とっぴなかんがえ)」があります。

突飛な考え」とは、思いもよらない並はずれて奇抜な考え、人の意表をついた考えのことをいいます。

【例文】

  1. それは突飛な考えだったが、そこまで否定できない。
  2. あまりに突飛な考えすぎて、なんだか信憑性がなかった。
  3. 若い時は、突飛な考えを起こして、人に迷惑を掛けたものだ。