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「失態」の意味と使い方や例文!「失敗」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
失態

【読み方】
しったい

【意味】
失敗して体面を失うこと。また、面目を損なうようなしくじり。

【語源・由来】
「失」は「あやまち。しくじり。」
「態」は「身や心の構え。広く、ありさま。ようす。」

【類義語】
不始末、汚点、大咎、失墜、醜態

【対義語】
手柄、上首尾、上出来

失態(しったい)の使い方

健太
昨日の失態は早く記憶から消し去りたいな。
ともこ
あら、無理よ。
健太
何で?
ともこ
みんなの記憶にも残っているけど、カメラにもしっかり収められているもの。

失態(しったい)の例文

  1. 健太くんは失態を苦にしていたという。
  2. もう失態を繰り返さない。
  3. 私の失態のせいでこんなことになり申し訳ございません。
  4. 容疑者を取り逃がすという失態を犯した。
  5. 失態続きで信用を失っている。

「失態」と「失敗」の違いは?

失態」に似ている語に「失敗(しっぱい)」があります。

失敗」は、物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。しくじること。

という意味です。

失敗」は、やりそこなうことをいいます。対して「失態」は、失敗をしたうえで体面を失うことをいう点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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