【二字熟語】
失態
【読み方】
しったい
【意味】
失敗して体面を失うこと。また、面目を損なうようなしくじり。
【語源・由来】
「失」は「あやまち。しくじり。」
「態」は「身や心の構え。広く、ありさま。ようす。」
【類義語】
不始末、汚点、大咎、失墜、醜態
【対義語】
手柄、上首尾、上出来
失態(しったい)の使い方
昨日の失態は早く記憶から消し去りたいな。
あら、無理よ。
何で?
みんなの記憶にも残っているけど、カメラにもしっかり収められているもの。
失態(しったい)の例文
- 健太くんは失態を苦にしていたという。
- もう失態を繰り返さない。
- 私の失態のせいでこんなことになり申し訳ございません。
- 容疑者を取り逃がすという失態を犯した。
- 失態続きで信用を失っている。
「失態」と「失敗」の違いは?
「失態」に似ている語に「失敗(しっぱい)」があります。
「失敗」は、物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。しくじること。
という意味です。
「失敗」は、やりそこなうことをいいます。対して「失態」は、失敗をしたうえで体面を失うことをいう点が違います。