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「逡巡」の意味と使い方や例文!「逡巡を巡らす」とは?(類義語)

【二字熟語】
逡巡

【読み方】
しゅんじゅん

【意味】
ぐずぐずすること。ためらうこと。しりごみすること。

【語源・由来】
「逡」は「しりぞく。しさる。しりごみする。ためらう。」
「巡」は「めぐる。まわり歩く。」

【類義語】
躊躇、ためらい、猶予

「逡巡を巡らす」とは?

逡巡」を用いた語に「逡巡を巡らす」があります。

逡巡」に「巡る」という意味が含まれるため誤用のように思われますが、「逡巡を巡らす」はためらう様をいう言葉で文学作品で見られる使い方です。

逡巡(しゅんじゅん)の使い方

ともこ
健太くん。早くしないと売り切れてしまうわよ。
健太
うーん。でも高いから、やっぱり買うのをやめようかな。
ともこ
逡巡している内に売り切れてしまったじゃないの。
健太
とりあえずキープしておけばよかった。

逡巡(しゅんじゅん)の例文

  1. 逡巡して好機を逃した。
  2. 多少の逡巡はあったがその提案を受けることにした。
  3. 決定を下すのに逡巡しているうちに事態は悪化していった。
  4. 部屋に入るかどうか逡巡していた。
  5. 言うべきかどうか逡巡している様子だった。
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