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「本意」の意味と使い方や例文!「不本意」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
本意

【読み方】
ほんい

【意味】
①本当の気持ち。本心。真意。
②もとからの考え。本来の意志。本懐。本望。
③和歌・連歌・俳諧で、物の本質・あり方・情趣。物の美的本性。

【語源・由来】
「本」は「正式の。本当の。」
「意」は「心の中の思い。気持ち。考え。」

【類義語】
真意、本心、本音

【対義語】
他意

本意(ほんい)の使い方

ともこ
健太くんの昨日の発言はないわあ。
健太
あの発言は僕の本意じゃないんだよ。
ともこ
誰かに言わされたってわけ?
健太
そうなんだよ。圧力がかかっていたんだよ。

本意(ほんい)の例文

  1. 多くの人は、ともこちゃんの本意を理解していない。
  2. 健太くんの本意は伝わらなかった。
  3. この大学に入学するのは私の本意ではない。
  4. 妥協するのは本意ではなかった。
  5. 健太くんをだますのは本意ではなかった。

「不本意」とは?

本意」に否定を表す語「」を付けた「不本意(ふほんい)」という語があります。

不本意」は、自分の本当の望みとは違っていること。また、そのさま。

という意味です。

不本意ながら従う。」「不本意な成績に終わった。」というように、望むところではないという意味で使われます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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