【二字熟語】
衰微
【読み方】
すいび
【意味】
勢いが衰えて弱くなること。衰退。
【語源・由来】
「衰」は「物事の勢いや力が弱くなる。」
「微」は「おとろえる。なくなる。」
【類義語】
衰弱、弱体化、衰退
【対義語】
興隆、エネルギッシュ、繁栄
衰微(すいび)の使い方
この寺院は、隆盛を誇った当時は、今の五倍の広さだったんですって。
今でも広いけど、この五倍あったんだ。
衰微していって、現在の大きさになったんですって。
当時の姿を見てみたかったよ。
衰微(すいび)の例文
- 沿岸漁業が衰微する。
- あれほど栄華を誇った王朝が衰微するとは。
- 長期にわたる内紛で国力が衰微した。
- 政府が禁止したことで、衰微していった。
- 衰微して二流国に転落した。
「衰微」と「衰退」の違いは?
「衰微」に似ている語に「衰退(すいたい)」があります。
「衰退」は「勢いや活力が衰え弱まること。衰微。凋落 (ちょうらく) 。」という意味です。
「衰微」も「衰退」も「勢いが衰えて弱くなること。」をいいます。
「衰微」と「衰退」は、共通する用法が多く、同義語といえます。