悪態の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
悪態
「悪対」とも書く。
【読み方】
あくたい
【意味】
憎まれ口をきくこと。悪口。あくたいぐち。
それは「人をけなす言葉を言う」ってことやな。誰かを悪く言う、あるいは、人を怒らせるような言葉を使うことを指すんやな。
これは、言葉遣いに気をつける、という教えを込めた言葉やな。
【語源・由来】
「悪」は「正しくない。わるいこと。」
「態」は「身や心の構え。広く、ありさま。ようす。」
【類義語】
悪口、陰口、誹謗、謗り
【対義語】
追従
悪態(あくたい)の解説
カンタン!解説
「悪態」っていうのは、他の人に対して悪いことを言ったり、悪口を言ったりすることを指すんだよ。
たとえば、「悪態の限りを尽くす」という表現は、本当に悪い言葉をたくさん言って、その人を傷つけることを意味しているよ。それは、ただちょっとしたいたずら心からじゃなくて、意図的にその人を傷つけるために言うことを指すんだ。
だから、「悪態」という言葉は、その行動が他人を傷つける可能性があるという点で、注意深く扱われるべきだよ。他人に対する敬意と優しさを忘れないようにしようね。
悪態(あくたい)の使い方
何で私ばっかり先生の雑用をやらされるのかしら。
ともこちゃんは、口では悪態をつきながらも手を動かしてくれるからだろうね。
迅速かつ丁寧に雑用をこなしてしまう自分が嫌だわ。
そういう性分なんだから仕方ないよね。
悪態(あくたい)の例文
- 何にも理解してくれない先生に悪態をつきたい気持ちになった。
- 健太くんは、ともこちゃんに思い付く限りの悪態をついた。
- ともこちゃんは、失態を犯した自分に悪態をつきたくなった。
- 歩きスマホでぶつかってきた男が、ぶつかられた僕に悪態をついた。
- 健太くんが、何やら悪態をつきながら部屋に入ってきた。
悪態(あくたい)の文学作品などの用例
- ・・・お松にさえ、さんざん悪態をついたそうです。するとお松は何も言わず・・・ 芥川竜之介「温泉だより」
- ・・・の御新造が、さんざん悪態を御つきになった揚句、御帰りになってしま・・・ 芥川竜之介「奇怪な再会」
- ・・・おい、ともちゃん、悪態をついてるひまにモデル台に乗ってくれ。……・・・ 有島武郎「ドモ又の死」
「悪態をつく」とは?
「悪態」を用いた表現の一つに「悪態をつく」があります。
「悪態をつく」とは、「口汚くののしったり、けなしたりする。憎まれ口をたたく」という意味です。
「悪態をつく」という表現は、口を悪くして他人をののしったり、けなしたりすることを指すんだよ。人を不快にさせるような言葉を使って、憎しみや不満を表現することを表しているんだ。
つまり、「悪口を言う」ってことやな。口汚くて、他人をけなしたりののしったりするんやな。人を怒らせるような言葉で、自分の憎しみや不満をぶつけるってわけやな。
【例文】
- 反抗期の健太くんは、母親に向かって悪態をつく。
- 先生に悪態をついて、こっぴどく叱られました。
相手をけなす言葉や、不快な感じを与えるような話し方をすることを指しているんだ。