姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「非難」の意味と使い方や例文!「批難」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
非難

「批難」とも書く。
【読み方】
ひなん

【意味】
人の欠点や過失などを取り上げて責めること。

【語源・由来】
「非」は「悪く言う。そしる。」
「難」は「非を責める。なじる。」

【類義語】
指弾、論難、弾劾、糾弾

【対義語】
弁護、称賛、嘆賞、賞賛、擁護

非難(ひなん)の使い方

健太
あのサッカーチームのサポーターが、感染症拡大防止のために禁止されているチャントやブーイングなどの声出し行為を行ったとして非難されているね。
ともこ
他のチームが決まりを遵守しているのに、あのチームだけ許されるわけにはいかないわよね。
健太
感染症にかかったら、軽症と言ってもインフルエンザよりつらいらしいしね。
ともこ
応援したい気持ちは分かるけれども、サッカー界全体で足並みはそろえるべきよね。

非難(ひなん)の例文

  1. 首相は、その決定に関して激しい非難を受けました。
  2. ともこちゃんに厳しい非難を浴びせた。
  3. その国の核実験に対する非難決議が採択されました。
  4. 与党と野党の間で非難の応酬がありました。
  5. 不用意な発言のために、彼は非難の的となりました。

「非難」と「批難」の違いは?

非難」は「批難」とも書きます。

批難」の「」は、「つきあわせて良否をきめる。」という意味があり、「批判」「批評」のように使われます。

非難」も「批難」も、辞書では同じ意味になっています。

しかし、一般的に「非難」が使われることが多いです。