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行灯の読み方!「ぎょうとう」と「あんどん」正しいのは?

行灯の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「行灯」があります。

問題

Q「行灯」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

行灯の読み方
  1. 「あんどん」
  2. 「ぎょうとう」
  3. 「あんどん」と「ぎょうとう」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「行灯」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「行灯」の読み方は、「あんどん」?「ぎょうとう」?

読み方

行灯の正しい読み方は、「あんどん」「ぎょうとう」どちらなのでしょうか。日常的に目にする機会が少なくなったものなので、読み方も難しいかもしれませんね。

「行」の音読みには「コウ」「ギョウ」「アン」があり、「灯」の音読みには「トウ」「ドン」「チン」「チョウ」「テイ」があります。

行灯の読み方としては「あんどん」が正しく、「ぎょうとう」は間違いになります。

正解は、①の「あんどん」です。

広辞苑には「あんどん」の項目はありますが、「ぎょうとう」はありません。新明解国語辞典(第四版)には「『あん』も『どん』も、字の唐音」とあることから、中国での音に由来している読み方であることがわかります。

また、行灯は「あんどう」とも読みます。広辞苑には「行灯(あんどう)」の項目があります。

「行灯」の意味

意味

行灯の意味は「木の枠に紙を張り、中に油受けを置いて火をともす道具」です。

「行」には「いく」「あるく」「みち」などの意味があります。また、「灯」には「ひ」「ともしび」「あかり」の意味があります。

行灯を用いた例文には「行灯の前で針仕事をする」「昼行燈と陰で言われる」があります。

まとめ

まとめ
  • 行灯の読み方は「あんどん」が正しい。
  • 「ぎょうとう」と読むのは間違い。
  • 行灯は「木の枠に紙を張り、中に油受けを置いて火をともす道具」を意味する。