「万人」の意味と使い方や例文！「万人受け」とは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
万人

【読み方】
ばんにん

【意味】
多くの人。すべての人。ばんじん。

【語源・由来】
「万」は「数の多いこと。よろず。」
「人」は「ひと。」

【類義語】
衆人、諸人

【対義語】
一人

万人（ばんにん）の使い方

あの人気の小説が翻訳されて日本で発売されるのよ。

万人が読めるように平易な文章にしたって聞いたよ。

子供から大人まで読むことができるわね。

読書が嫌いな僕でも寝落ちしないで読了することができるかもね。

万人（ばんにん）の例文

1. ホッブズは、自然状態において自然権を行使することにより、「人は人に対して狼となる」ので、自然状態は「万人の万人に対する戦い」の場にほかならないと考えた。
2. 彼の才能は万人が認めている。
3. 何故なれば最高の幸福を経験せんとする事は万人の欲求であるからである。（ケイ・エレン、恋愛と道徳）
4. 心の中に空想の翼を羽ばたかせることは、万人に与えられた自由である。（小池真理子、雪ひらく）
5. 万人にたいする憐れみと親切とで心がいっぱいになってる気がしていた。（ロラン・ロマン、ジャン・クリストフ）

「万人受け」とは？

「万人」を用いた表現の一つに「万人受け（ばんにんうけ）」があります。

「万人受け」とは、誰にでも好まれることという意味で使われます。

【例文】

1. 売れ残りを減らすため、万人受けする商品を作る。
2. 万人受けするテーマよりも尖ったテーマの方が反響が良かった。