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「大挙」の意味と使い方や例文!「大挙して押し寄せる」とは?(類義語)

【二字熟語】
大挙

【読み方】
たいきょ

【意味】
①多数のものが一団となって行動すること。副詞的にも用いる。
②大規模な企て。大きな事業。

【語源・由来】
「大」は「形や規模がおおきい。」
「挙」は「事を起こす。起こした事柄。」

【類義語】
大勢、多勢

大挙(たいきょ)の使い方

健太
最近コンプライアンスが厳しくなって、芸能人がYoutubeに大挙してなだれこんだね。
ともこ
テレビだと周りの芸人さんやスタッフが助けてくれるけれども、Youtubeは自分の力量頼みだから差が歴然よね。
健太
Youtubeで失敗したら、テレビに戻ることすらできなくなるね。
ともこ
一か八かの賭けよね。

大挙(たいきょ)の例文

  1. 広場には、軍隊が大挙して集まっていました。
  2. 米軍基地へ大挙して飛来した外来機に対して厳重に抗議する意見書と決議案を全会一致で可決した。
  3. この日のイベントには、報道陣が約50人大挙しました。
  4. 天智天皇の時代、朝鮮民族が大挙して日本に帰化した。
  5. 天皇の姿を一目見ようと、民衆が大挙しました。

「大挙して押し寄せる」とは?

大挙」を用いた表現の一つに「大挙して押し寄せる(たいきょしておしよせる)」があります。

大挙して押し寄せる」の「押し寄せる」とは、ここでは、激しい勢いで迫るという意味です。

大挙して押し寄せる」とは、多数のものが激しい勢いで迫ってくることをいいます。

【例文】

  1. 中世ヨーロッパ人が、イスラム社会に大挙して押し寄せ、力のままに蹂躙していった。
  2. この日を待ち望んでいたファンが、大挙して押し寄せた。
  3. メジャーリーグに日本人選手がいると、日本の報道陣が大挙して押し寄せる